ロクシタンの発祥の地、マノスクの街を紹介します!
マノスクという街に向かいました
パリからTGVに乗り、南に向かって3時間あまり、車窓を眺めていると空の色が深く鮮やかな青に変わり、土の色は赤みを帯びてきます。木々もオリーブの葉がきらきら輝いて、プロヴァンス地方らしい風景になるとまもなくマルセイユに到着。南フランスの明るい光に感動できる鉄道の旅はおすすめです。
マルセイユからブリアンソン行きのローカル線で1時間20分、いよいよマノスクに到着。
駅から街の中心までは1300m。タクシーもありますが、のんびりと歩いていくと思わぬ発見があるかもしれません。
マノスクは「木を植えた男」の作者ジャン・ジオノのゆかりの地。途中にジオノのビデオ上映が見られるセンターがありました。
街の中心は中世からの旧市街らしく城壁の内側にお店や住宅があり、真ん中には広場があります。
広場では、朝市マルシェが立つ日も。広場を囲むように建つホテル、そしてレストランで過ごす時間は本当に癒されます。ある日、教会で結婚式に出くわしました。祝福された二人はリボンや缶で飾られた車で出発していきました。
マノスクでのおすすめ土産は?
お土産におすすめなのは、ラヴァンダンのエッセンシャルオイル。野生のものがマルシェで手に入ります。土の色のままの焼き物のサントン人形もプロヴァンスらしくて良いですよ。
夏には、市街から少し離れた広場でお祭りがありました。野外フェスのようなステージに花火が気分を盛り上げてくれます。
ガイドブックでは、あまり取り上げられないけど、マノスクは中世の趣が残るすてきな街です。
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